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保存池の保全
保護活動が始まった頃は、天敵に対してどう対策を取るか、飼育方法をどのようにすることが多くのオタマジャクシを放池できるかが課題でしたが、近年以下のような新しい課題が問題視されています。
土砂災害による池の変形
近年、局地的な大雨が頻繁に発生し、土砂災害が頻発しています。モリアオガエルが棲んでいる保存池も例外なく形状が変化し、放置すれば池がなくなってしまう恐れが出ています。
外来生物の進出
外来生物の中でも、特定外来生物に指定されている「ウシガエル」の目撃数が増えています。このまま放置すれば、在来種が駆逐されてしまうことは間違いなく、対策が急がれています。
保存池周辺の管理
保存池のほとんどが灌漑用であるため、田畑が利用されなくなれば、そのまま放棄されてしまいます。管理されていない池が増え、竹林が池に覆いかぶさるように進出したことで、池の水深が浅くなったり、樹木が減ってしまうことで、産卵の環境が大きく変わっています。
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